2020しまね×専攻医
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専門医試験出雲市民病院吉備高原医療リハビリテーションセンター東部島根医療福祉センター出雲市民リハビリテーション病院島根大学医学部附属病院リハビリテーション科19島根県(島根大学拠点)リハビリテーション科専門研修プログラム■ プログラムの特徴 リハビリテーション科専門医に専門技能として求められるものは、(1)脳血管障害,外傷性脳損傷など,(2)脊髄損傷,脊髄疾患,(3)骨関節疾患,骨折,(4)小児疾患,(5)神経筋疾患,(6)切断,(7)内部障害 (8)その他(廃用症候群,がん,疼痛性疾患など)の8領域に亘ります。島根県内の病院間の連携は良好で,急性期,回復期,生活期すべてに渡って研修できます。脊髄損傷に関しては西日本で有数の施設(岡山県内)で集中的に学習できます。さらに希望がありましたら専門性の高い研修も可能ですのでお気軽にご相談下さい。後期研修医からのメッセージ リハビリテーションは一般的に運動器・脳血管疾患に関与する領域としての認識が強いですが、循環器・呼吸器・嚥下・小児発達・がんと幅広い領域に必要とされる分野となっています。リハビリテーション科医の役割は、疾患特有の障害や治療方針を理解し、治療に並行して患者さんの生活の質の維持・向上を図ることです。実際に療法を行う療法士と患者さんが生活で必要な能力、訓練内容について相談しながら治療を進めていきます。急性期・回復期・生活期と役割が期間としても広く、リハビリテーションという大きな枠組みの中で、自分の興味のある分野へ専門性をのばしていけることも魅力のひとつだと思います。 また私は多くの先生方にご助力頂きながら、博士課程の大学院生として神経科学講座で基礎研究にも取り組んでいます。臨床・研究どちらでも社会貢献できるように研修に励みたいと思っています。島根大学リハビリテーション科研修 PG のコース例■ モデルプログラム1年目SR-1専門技能として求められるものは、(1)脳血管障害,外傷性脳損傷など (2)脊髄損傷,脊髄疾患 (3)骨関節疾患,骨折 (4)小児疾患 (5)神経筋疾患 (6)切断 (7)内部障害 (8)その他(廃用症候群,がん,疼痛性疾患など)の8領域に亘ります。2年目SR-2-2SR-2-1島根大学医学部附属病院 リハビリテーション科/石原 弘基3年目SR-3-1SR-3-2PROGRAM

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