専門医研修プログラム内科

オール島根内科専門医研修プログラム(PDF形式:2.9MB)
(令和6年度募集プログラム)

特徴

 オール島根内科専門医研修プログラムでは、島根大学医学部附属病院を基幹施設とし、連携施設(島根県内14施設、県外6施設)、特別連携施設(県内20施設)と協力して内科専門医を育成していきます。1)内科基本コース、2)各科重点研修コースの2つのコースを柱にして、個々のニーズに合わせてプログラムを構築していきます。プログラムの特徴は以下の通りです。

  1. 島根大学医学部附属病院を基幹施設として,島根県内の各医療圏を守備範囲とし,地域の実情に合わせた実践的な医療を行えます。
  2. サブスペとの並行研修により、それぞれの専門医像に応じた研修プログラムを準備しています。
  3. しまね地域医療支援センターと連携し、島根県奨学金制度の償還対象、地域枠学生に十分な配慮をしていきます。
  4. 大学院(高度臨床医育成コース)へ進学しても専門医資格が取得できます。

募集関係

募集期間 令和6年度の募集は終了いたしました。
募集定員 準備中
研修期間 3年間

モデルプログラム

プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)

連携施設

県内施設
 1.独立行政法人国立病院機構松江医療センター
 2.松江市立病院
 3.総合病院 松江生協病院
 4.松江赤十字病院
 5.雲南市立病院
 6.島根県立中央病院(島根県内基幹施設)
 7.出雲市立総合医療センター
 8.出雲徳洲会病院
 9.大田市立病院
 10.独立行政法人国立病院機構浜田医療センター
 11.医療法人慈誠会 山根病院
 12.済生会江津総合病院
 13.益田赤十字病院
 14.津和野共存病院

県外施設
 15.独立行政法人 国立病院機構 宇多野病院
 16.倉敷中央病院
 17.総合病院 水戸協同病院
 18.鳥取市立病院
 19.鳥取生協病院
 20.岡山赤十字病院

特別連携施設

県内施設
 1.東部島根医療福祉センター
 2.松江記念病院
 3.平成記念病院
 4.町立奥出雲病院
 5.飯南町立飯南病院
 6.出雲市民病院
 7.医療法人寿生会 寿生病院
 8.斐川生協病院
 9.社会医療法人 仁寿会 加藤病院
 10.公立邑智病院
 11.西部島根医療福祉センター
 12.浜田市国民健康保険あさひ診療所
 13.浜田市国民健康保険波佐診療所
 14.浜田市国民健康保険弥栄診療所
 15.山根病院 三隅分院
 16.益田地域医療センター益田医師会病院
 17.社会医療法人 石州会六日市病院
 18.隠岐広域連合立隠岐病院
 19.隠岐広域連合立隠岐島前病院
 20.西ノ島町国民健康保険浦郷診療所

専攻医からのメッセージ

呼吸器・化学療法内科 / 津田 洸旬

島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科に所属しております、津田洸旬と申します。島根大学医学部を卒業した後に当院のたすきがけプログラムで初期研修を行い、現在はオール島根内科専門医研修プログラムに入り内科専門医研修中です。  
これから内科に進もうという方は今後幅広い内科領域の経験が必要です。当院のプログラムでは不足している症例経験のために各科で連携しており、後期研修医が他科を短期間ローテーションしている姿をよく見かけます。ご覧の方の中には「初期研修でローテーションが偏っていたから内科領域の症例が足りないかもしれない」という理由で内科への選択肢を閉ざすような方もおられると思いますが、当院のプログラムであればそのような心配は不要です。他科の後期研修医でも必要な症例を割り当てて下さるので、症例数で躊躇っている方が居られたら、是非当院内科プログラムを検討してみてください。
また、J-OSLERに登録が必要な症例から、貴重な症例まで幅広く経験可能で、指導医の熱心な指導と先輩からの的確なアドバイスのおかげで、内科専門医に必要な症例は問題なく集積、登録ができます。皆様と一緒に働けることを心より楽しみにしております。

指導医からのメッセージ

脳神経内科 教授 / 長井 篤

脳神経内科の科長より一言ご紹介させて頂きます。専門研修を専攻するにあたりどの科を選択するのか、人生の分岐点となる選択です。どの科を選択しても魅力ある診療や研究ができるでしょう。脳神経内科では、神経診察の楽しさを学べるとともに、心身全てを診察する必要性や心構えから総合診療的な応用も効き、全人的に患者さんに寄り添う医療を行います。多くの患者さんが脳神経内科の治療を希望されて来院されますので、指導医のもと、内科全般領域の症例に加えて脳神経内科に必要な手技や治療を研修中に経験できます。さらに、宇多野病院を希望されれば、神経変性疾患の奥深さを学ぶとともに第一線の研究を垣間見ることができます。専攻医プログラムを終了された後、更なる飛躍ができるように個人個人の状況や希望に合わせて柔軟な対応と支援を行いますので、当院内科プログラムをぜひ選択ください。

指導医からのメッセージ

私が膠原病内科医を志した頃の話 膠原病内科 教授 / 一瀬 邦弘

私は医学部生の頃、特定の臓器を専門とする診療科を選ぶ勇気も、知識も、経験もなく、漠然と全身を診ることができる診療科に進みたいと考えていました。私が膠原病内科医を選んだきっかけは2つあります。1つ目は良き指導医との出会いです。大学病院での研修医の頃、当時医師7年目の指導医から膠原病・リウマチ内科の手ほどきを受けました。指導医は当時大学院生でいつも首からストップウォッチをぶら下げて、実験室と病棟を行き来しながら、私の指導をして下さいました。カルテの書き方、鑑別診断、治療方針の立て方、患者さんへの対応、そしていざとなったら自分が矢面に立つ姿勢など、指導の一つ一つがエレガントで、まさにこんな医師になりたいと憧れた指導医でした。そして2つ目は患者さんとの出会いです。私が医師になって3年目に初めて、全身性エリテマトーデス・ループス腎炎の症例を担当させていただきました。腎生検、血漿交換、シクロフォスファミド静注療法など、検査、手技、治療方針の決定、寛解導入まですべて自分の判断で先発完投できたことがこの分野でやっていく自信になりました。その後、その患者さんは結婚、妊娠、出産され、私が主治医を離れてからも近況を報告してくれました。膠原病内科は病気の診断・治療するだけではなく、患者さんの人生を支えていく診療科です。診療期間も長くなるため、患者さんをよく知ることとなり、生き方を教えていただく機会も多いです。私が膠原病内科医を目指したきっかけは、ありふれたものかもしれませんが、その道へ導いて下さった人たちとの出会いは幸運だったと思います。
膠原病内科は2022年11月に立ち上がった若い診療科ですが、次世代の膠原病内科医のみなさんと出会う準備は整いました。みなさんとともに成長できる場所であると確信しています。お気軽に私たち膠原病内科の新しい扉を開いてみて下さい。
インスタグラムやっています!私たち診療科の日々の活動をぜひご覧下さい!

研修プログラム問い合わせ先

所属 島根大学医学部 内科学(呼吸器・化学療法内科)
氏名 教授 礒部 威
TEL/FAX 0853-20-2580
E-メール koka-nai@med.shimane-u.ac.jp
(※このメールアドレスへの特定電子メールの送信を拒否いたします)

資料請求・提出先及びその他問合せ先

〒693-8501島根県出雲市塩冶町89-1
島根大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター 専門研修等部門
電話 0853-20-2714
E-メール s-kouki@med.shimane-u.ac.jp
(※このメールアドレスへの特定電子メールの送信を拒否いたします)

内科各診療科・問合せ先

(※上記の各メールアドレスへの特定電子メールの送信をすべて拒否いたします)

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