専門医研修プログラム形成外科

長崎大学形成外科専門研修プログラム(PDF形式:719KB)
(令和6年度募集プログラム)
松江赤十字病院形成外科研修プログラム(PDF形式:518KB)
(令和6年度募集プログラム)

特徴

形成外科は臨床医学の一端を担うものであり、先天性あるいは後天性に生じた変形や機能障害に対して外科的手技を駆使することにより、形態および機能を回復させ患者の Quality of Life の向上に貢献する外科系専門分野です。

長崎大学形成外科専門研修プログラムでは、長崎大学で主として腫瘍や先天異常に関する疾患を、連携施設で外傷、炎症・変性疾患などを多く学ぶことができます。双方で研修することによりそれぞれの 特徴を生かした症例や技能を広く学ぶことができます。

松江赤十字病院形成外科研修プログラムでは松江赤十字病院で主として腫瘍や外傷、先天異常、難治性潰瘍に関する 疾患を、連携施設では再建、炎症・変性疾患などを多く学ぶことができます。双方で研修す ることによりそれぞれの特徴を生かした症例や技能を広く学ぶことができます。

募集関係

募集期間 令和6年度の募集は終了いたしました。
募集定員 準備中
研修期間 4年間

モデルプログラム

日本専門医機構形成外科専門医を取得した医師は、形成外科専攻医としての研修期間以後に subspecialty 領域の専門医のいずれかを取得することが望まれます。現在 subspecialty 領域の専門医には、日本形成外科学会認定の皮膚腫瘍外科特定分野指導医と日本形成外科学会認定の分野指導医として日本創傷外科学会認定の創傷外科専門医,日本頭蓋顎顔面外科学会認定の頭蓋顎顔面外科専門医,日本熱傷学会認定の熱傷専門医,日本手外科学会認定の手外科専門医,日本美容外科学会(JSAPS)認定の美容外科専門医がありますが、今後拡大していく予定です。 当プログラム病院群で得られる subspecialty は、創傷外科、顎顔面外科、手外科、美容外科(予定)です。

プログラム連携施設 (施設名をクリックすると施設のホームページにリンクします。)

基幹施設
長崎大学医学部附属病院松江赤十字病院

専攻医へのメッセージ

形成外科診療科長 / 林田健志

切縫に始まり、切縫に終わるところがカッコいい

 形成外科学は傷を「きれいに」治すことが強く求められる外科学です。創造する外科学とも言われ、癌の術後や外傷などで欠損した身体を、自分の組織を移植することで「きれいに」創りあげることができる唯一の診療科です。再生・移植医療は今では当たり前のように行われていますが、メスを使って「きれいに創る」という再生学は形成外科が何百年も前から行っており、その「創る」ということに憧れて、私は形成外科を専攻しました。
 形成外科専門医試験は他科にくらべ、合否判定が厳しいために、中途で挫折する専攻医も全国的には少なくありません。島根県は形成外科を標榜する病院が少ないために、島根大学病院では形成外科学を網羅するあらゆる手術を経験することができ、キャリアデザインに応じた専門医取得プランを用意できます。その特殊性のために募集定員は限られますが、「きれいに創る」ことに興味がある方はいつでもご相談ください。

研修プログラム問い合わせ先

所属 形成外科
氏名 林田健志
直通電話 0853-20-2210
FAX    0853-21-8317
Eメール  kenji@med.shimane-u.ac.jp
(※上記のメールアドレスへの特定電子メールの送信を拒否いたします)

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